時間学公開学術シンポジウム2015「宇宙と人間と時間」

 下記の日程で、時間学公開学術シンポジウム2015を開催しました。280名を超えるお客様にご来場いただき、盛会のうちに会を終えることが出来ました。講師の先生方をはじめ、ご協力いただいた関係各位、暑い中足を運んで下さった皆さまに、スタッフ一同心よりお礼申し上げます。有難うございました。

◆宇宙と人間と時間◆
 我々はどこから来たのか、そしてどこへ行くのか───── この問いに一つの答えを与えてくれるのが天文学です。現代の天文学が明らかにした宇宙像では、100億年を超える時間の中で星と星間物質が壮大な循環をなしており、私たちはその一瞬に位置する存在とされています。また物質循環の行きつく先であるブラックホールでは、日常の感覚を超えた時間と空間の姿が現れます。宇宙と人間と時間の関わり合いをテーマにして、第一線で活躍する研究者が研究の最前線を分かりやすく紹介します。

日時 : 2015年6月6日(土)14時00分~17時00分(13時00分開場)
場所 : 山口大学吉田キャンパス大学会館大ホール
     (山口市吉田1677-1)
講演スケジュール
14時00分~ 藤澤 健太(山口大学時間学研究所・教授)
        「宇宙の中の物質の循環」
14時15分~ 田村 元秀(東京大学・教授/国立天文台 太陽系外惑星探査プロジェクト室・室長)
        「宇宙における生命と系外惑星の新世界」
15時00分~ 嶺重 慎(京都大学大学院理学研究科・教授)
        「ブラックホール宇宙における時間の流れ」
15時45分~ 休憩
15時55分~ 諸隈 智貴(東京大学天文学教育研究センター・助教)
        「星の最期の大爆発の瞬間」
16時40分~ 質問時間

主催 : 山口大学時間学研究所
共催 : 日本時間学会

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