出版物

「時間学の構築Ⅲ ヒトの概日時計と時間」が刊行されました。
『時間学の構築』シリーズの第3巻。ヒトの概日時計研究のさらなる発展、特に実社会への研究成果の還元を目指すために、ヒト(およびその他の霊長類)を対象とした研究者が、様々な専門領域を背景として執筆した一冊。

【目次】書影
研究者の本分 ――時間生物学から時間学へ 井上 愼一(時間学研究所 客員教授)
Ⅰ 導入
序 章 概日時計の基礎知識
    明石 真(時間学研究所 教授)
Ⅱ ヒト概日時計研究の方法論
第1章 ヒトの概日時計の評価方法
    樋口 重和(九州大学大学院芸術工学研究院 教授)
Ⅲ ヒトにおける概日時計の存在意義
第2章 概日時計と運動機能
    西田 昌規(早稲田大学スポーツ科学学術院 准教授)
第3章 霊長類の1日の活動
    座馬 耕一郎(長野県看護大学看護学部 准教授)
Ⅳ ヒトの概日時計と現代生活
第4章 概日時計と光環境―「夜の文化史」に学ぶ現代への警鐘
    小山 恵美(京都工芸繊維大学情報工学・人間科学系 教授)
第5章 現代の光環境が我々にもたらすもの
    福田 一彦(江戸川大学社会学部 教授)
Ⅴ 概日時計とヒトの健康
第6章 子どもの眠り、子供の時間
    駒田 陽子(明治薬科大学リベラルアーツ 准教授)
第7章 概日時計と労働生活
    久保 達彦(産業医科大学産業生体科学研究所環境疫学 准教授)
Ⅵ 概日時計の医療への応用
第8章 概日時計の医療への応用
    小柳 悟(九州大学大学院薬学研究院 教授)・大戸 茂弘(九州大学大学院薬学研究院 教授)
     
山口大学時間学研究所 監修/時間学の構築編集委員会 編集
株式会社恒星社厚生閣(2019年3月出版)

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「時間学の構築Ⅱ 物語と時間」が刊行されました。
『物語と時間』と題した本書は、文学研究、美学史、社会学、哲学の分野で活躍する研究者が「物語」という時間とは切り離せないテーマをもって論考を展開した論文集です。
0620時間学Ⅱ_カバー
【目次】
序    青山 拓央(京都大学大学院人間・環境学研究科 准教授)
Ⅰ 哲学・美学的接近
 第1章 山口 尚 (京都大学 非常勤講師)
     物語・行為・出来事
        ―野家と井頭の物語論的自由論を媒介にして
 第2章 平井 靖史 (福岡大学文学部 教授)
     時間の何が物語りえないのか
        ―ベルクソン哲学から展望する幸福と時間
 第3章 藤川 哲 (山口大学人文学部 教授)
     クレメント・グリーンバーグの美術批評における物語と時間
        ―文学的効果に対する否定と無限の多様性をもった1つの響き
Ⅱ 文学・演劇論的接近
 第4章 森野 正弘(山口大学人文学部 教授)
     オルタナティブな時間と物語を拓く夢
        ―小野小町、道綱母、明石の入道の夢解釈
 第5章 高橋 大助(國學院大學文学部 教授)
     「演劇的」
        ―物語を織り直す時間
 第6章 ヒンターエーダー=エムデ・フランツ
     物語の時制の考察
        ―夏目漱石の作品を中心に:時間におけるフィクションの次元
Ⅲ 社会学・歴史学的接近
 第7章 松浦 雄介(熊本大学大学院人文社会科学研究部 教授)
    地域をつくる物語とその時間
 第8章 右田 裕規(時間学研究所 准教授)
     楽園・畜犬・定時性
        ―ハチ公物語の地誌論/東京論的再読

山口大学時間学研究所 監修/時間学の構築編集委員会 編集
株式会社恒星社厚生閣(2017年6月出版)

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時間学シリーズ第1弾「時間学の構築Ⅰ 防災と時間」が刊行されました。
時間学の構築Ⅰ
『忘れ去られる人間の「記憶」を「記録」としてとどめ、「時間を超えて後世に受け継ぐ(伝承する)」ことが、これからの防災・減災に求められる課題である。』(読み方と解説 より)

【目次】
第1章 曽根 好徳(名古屋大学減災連携研究センター 副センター長兼教授)
    巨大地震の余震・誘発地震について考える
第2章 寒川 旭 (独立行政法人産業技術総合研究所 客員研究員)
    歴史から考える日本の地震災害
第3章 金折 祐司(山口大学大学院理工学研究科 教授)
    安政南海地震を読む
第4章 鈴木 素之(山口大学理工学研究科 准教授)
    歴史的なタイムスパンで考える土砂災害とその対策
第5章 山本 晴彦(山口大学農学部 教授)
    時間を超えて災害を後世に伝える
第6章 今林 隆史(RKB毎日放送 記者)
    報道記者から見た「時間と災害」
第7章 今井 信雄(関西学院大学社会学部 教授)
    「記憶を伝える」とはどうゆうことか?
第8章 立花 幸司(熊本大学文学部 准教授)
    見えないもの見る

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時間学研究所のスタッフによるテキストが刊行されました。「時間の流れと記録」「生きものと社会の時間」の二部構成からなり、理系・文系の枠を超えた幅広い内容となっています。

『時間学概論』

山口大学時間学研究所 編,辻正二 監修
恒星社厚生閣

第1章 物理の時間・宇宙の時間 藤沢健太
第2章 時間の哲学:時間の流れとタイムトラベル 青山拓央
第3章 時間とそのリズムを記録する地球 鎌田祥仁
第4章 パソコン・インターネットの発達と時間 松野浩嗣
第5章 生物の時間・ヒトの時間 井上愼一
第6章 知覚体験の時間的特性と心的時間 一川 誠
第7章 昔という時間,古 (いにしへ) という時間 森野正弘
第8章 現代社会における社会的時間 辻 正二
第9章 少子高齢社会における労働と余暇 石田成則

 

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『時間と時―今日を豊かにするために』

・広中平祐・金子務・井上慎一【編】

2002年1月1日出版
376p (B6) \2100 ISBN:4762229903
日本学会事務センター学会共同編集室

第1章 時間学への夢
(時間学研究所の発展を期待して;時間学への眺望―生物の時間と脳科学への期待)

第2章 老化と死
(宗教からみた死;老化と体内時計 ほか)

第3章 時間の定義を求めて
(言語表現から見た時・時間;科学と歴史における「時の矢」の意義 ほか)

第4章 豊かな時を過ごすために
(トキはコトに乗って;脳のこころ―人が輝いて生きるために ほか)