研究の概要

◆◆◆研究部門の紹介◆◆◆

宇宙地球科学部門
 
本部門では宇宙および地球を対象とした研究を行う。宇宙という言葉が時間と空間を表すように、宇宙と地球は人間が活躍する枠組みの最も大きな部分である。我々が現在、ここに存在することの背景を読み解くことが研究上のひとつの主題である。
Earth and Space Science Group
This group studies Earth and space, which are the biggest framework for human activities as they constitute the universe that involves both space and time. Our research topics include to reveal the background to human existence here and now.

 

数理科学部門
自然界には同期現象、カオス、複雑系など、従来の線形モデルの枠組みを超える多様な、そして何か生命に関連すると感じられる動的な要素をもつ現象が数多くある。本部門では数理的な手法を用いて、このような自然現象および社会現象を理解することを目指す。
Mathematical Science Group
There are a diversity of natural phenomena that do not follow conventional linear models and have an element seemingly related to life, such as synchronization phenomena, chaos, and complex systems. The aim of this group is to understand these natural and social phenomena using mathematical methods.


生命科学部門

生きるということは、まさに時間的な現象である。生きるということが時間を作り出すということも可能である。単純化された物理的な時間とは異なる生命現象の時間が存在するのである。本部門では、生物の時間の根源の追求、および医療への応用が研究されている。
Life Science Group
To live is a genuinely temporal phenomenon. Arguably to live is to yield time because the time of life phenomena is distinct from the physical time. The root of the time of life phenomena and medical applications are studied under this group.


工学部門

人間が生み出した重要な道具の一つが時計である。人間は道具を作ることによって自然に従属した状態から離れ、社会を、そして文明を築いてきた。本部門では、人間と技術の関係を、特に時間を主題にして追究する。
Engineering Group
Clock is an important instrument created by humans. Humans are liberated from the nature’s yoke by creating instruments, and build societies and civilizations. The relationship between humans and technology particularly concerning time is studied under this group.


心理学部門

人間はどのように時間を認識しているだろうか。外界の現象を認識し、その変化を統合して時間を認識するのは、脳の働きである。本部門では、脳はどのように働き、また脳のどこで時間にかかわる現象が生じているのかを追究する。
Psychology Group
How do we human perceive time? It is our brain to accomplish the perception of time by perceiving phenomena of the external world and unifying their changes. This group studies how our brain works and which brain regions are involved for temporal phenomena.

 

社会科学部門
社会は多くの構成員からなり、そこには共有する考え方や共通の行動傾向がある。本部門では、たとえば時間を守るという意識、あるいは時間を共有するという社会のあり方の研究を通じて、人間と社会の関係を理解することを目指している。
Social Science Group
A society comprises of people who share a mindset and behavioral tendencies. The aim of this group is to understand the relationship between people and societies through studying, for instance, the social habit of being on time and spending time together.


人文学部門

なぜ時間は流れるのだろうか。人間はどのように時間を理解しているのだろうか。また時間についての人間の理解や表現の様式は時代や地域によってどう違ってくるのだろうか。本部門では人間の本質にかかわる考察を通じて、最も率直に人間と時間の関係を理解することを目指している。
Humanities Group
Why does time flow? How do we make sense of time? How does human understanding and representation of time differ from times and regions? The aim of this group is to rather straightforwardly understand the relationship between human and time through considerations concerning human nature.


◆◆◆セミナー・研究会等◆◆◆

時間学研究会
山口大学内外の研究者および学生によって開催されるグループ内の研究会。

時間学特別セミナー
山口大学内外の研究者を講師に招き、研究者および学生向けの専門性の高いセミナー。他分野の研究者および学生も歓迎する。

時間学国際シンポジウム
主に海外の研究者を招聘して特定のテーマで開催するシンポジウムで、やや専門性は高いが外部の参加者も歓迎する。

時間学公開学術シンポジウム
時間学に関連するテーマの市民向け公開シンポジウム。例年6月の日本時間学会大会と併せて開催する。

時間学カフェ
→こちら←をご覧ください。

時間学勉強会
研究所内の勉強会。研究所員が各自の専門分野の書籍(時間に関連するもの)を選んで他の所員に紹介する。


◆◆◆研究活動報告◆◆◆

平成17年度から平成20年度の活動報告等は→こちら←をご覧ください。