時間学国際シンポジウム2015を開催

下記の要領で「時間学国際シンポジウム2015」「時間学国際セミナー」を開催しました。
寒い中、沢山の方にご参加いただき盛会となりました。イギリスから来日され、堪能な日本語でご講演いただいたシテーガ先生を始め、パネラーの先生方、ご参加下さった皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました。

【眠りの時間学―世界が認めたニッポンの居眠り-】
私たちがよく目にする「居眠り」。
実はこれ、日本ならではの睡眠習慣と知っていましたか?
この独自の「イネムリ文化」について、「イネムリ」研究の先駆けであるブリギッテ・シテーガ氏を講師にお迎えし、分かりやすくお話いただきます。(日本語にて講演)
 
日時:2015年12月19日(土)
   13時30分~16時00分(13時00分開場)
会場:山口大学人文学部棟大講義室
  (山口県山口市吉田1677-1)
講師:ブリギッテ・シテーガ
  (ケンブリッジ大学東アジア研究所・准教授)
パネルディスカッション
パネラー
ブリギッテ・シテーガ(ケンブリッジ大学東アジア研究所・准教授)
エリザベス・ケニー(関西外国語大学外国語学部・准教授)
ベン・グラフストロム(秋田大学教育推進総合センター・助教)
坪郷英彦(山口大学人文学部・教授)
エムデ・フランツ(山口大学人文学部・教授)

入場無料・予約不要

主催:山口大学時間学研究所
共催:日本時間学会
後援:山口市  
   株式会社CCCメディアハウス 〈HP:http://www.cccmh.co.jp/#/books

※会場入り口において、ブリギッテ・シテーガ先生の著書「世界が認めたニッポンの居眠り-通勤電車のウトウトにも意味があった!」を限定20冊で販売いたします。お買い上げいただいた方には、シテーガ先生からサインをいただけます。

《共催》【時間学国際セミナー】 ※要申込(定員30名)
日本人の「眠り」あるいは時間意識にはどういった特質があるのだろうか。平安、室町、江戸、そして近代。文学作品や歴史資料を駆使した国内外5人の論者による報告をふまえ、歴史を通して浮き彫りにしたい。(一部英語で講演)

日時:2015年12月18日(金)
   14時30分~17時30分
会場:山口大学吉田キャンパス総合研究棟3Fフォーラムスペース
  (山口県山口市吉田1677-1)
講演:
ブリギッテ・シテーガ准教授
 「『昼寝、一睡、居眠り』睡眠用語からみた近代以前の日本人の生活時間意識」
 (チラシに掲載している演題から変更になっています)
エリザベス・ケニー准教授
 「『兼見卿記』と梵舜日記』における夢と時間」
ベン・グラフストロム助教
 「幸若舞に基づく室町時代における百姓の「眠り」の習慣と思考の分析」
エムデ・フランツ教授
 「夏目漱石文学における眠り 〜 夢・感覚・無意識」
森野正弘教授
 「平安文学における夢告と遊離魂」

※申し込み方法※
メールもしくはFAXにて「氏名・住所・連絡先」を明記いただき下記へお申込み下さい。
 山口大学時間学研究所事務室
 TEL&FAX:083-933-5848
 E-mail:jikann@yamaguchi-u.ac.jp
申込締切:2015年12月11日(金)
定員を超えた場合、抽選とさせていただきます。抽選から外れた時のみご連絡いたします。

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