時間学公開講座in山口を開催しました。

時間学研究所では下記の要領で『時間学公開講座in山口「時間学への招待」』を開催しました。
3回を通してたくさんの方にご参加いただき、色々なご意見等もいただき大変有意義な講座となりました。誠にありがとうございました。
当日使用した資料のPDFファイルを掲載しております。是非ご覧ください。ただし、転載などはご遠慮くださいますようお願いいたします。

日時:2022年11月12日・19日・26日(土)時間学公開講座in山口 ポスター
   各日 14時00分~16時00分(開場:13時30分)
会場:山口県教育会館第2研修室(山口市大手町2-8)
定員:40名(先着順、定員に達した時点で締め切ります)
参加費:無料
後援:日本時間学会、山口市教育委員会

プログラム
■14時00分~14時45分
 『宇宙と時間』 講師:藤澤 健太(時間学研究所・教授)
■15時00分~15時45分
 『社会と時間』 講師:右田 裕規(時間学研究所・准教授)
■15時45分~16時00分
  質疑応答

講座の内容
各回に「暦」「時間を守る」「進化」とテーマを設け、藤澤健太教授(時間学研究所 宇宙物理学)と右田裕規准教授(時間学研究所 社会学)がそれぞれの分野で講座を行いました。

第1回【暦】 11月12日(土)
『宇宙と時間』 資料PDF(約1.5MB)
 宇宙の現象と我々の生活には関連があり、それを端的に表しているのが暦である。
『社会と時間』 資料PDF(331KB)
 暦には、生活をリズムづける特別な区切り(祝祭日)がある。20世紀には、この区切りのありかたを国家や企業が大きく変える。

第2回【時間を守る】 11月19日(土) 
「宇宙と時間」 資料PDF(約1.5MB)
 精密な時計を使うことで、宇宙の観測や研究が発展してきた。特に最近のブラックホールの撮像では、原子時計が重要であった。
『社会と時間』 資料PDF(408KB)―
 時間厳守という考えは、学校や企業や鉄道など、近代的な施設・組織の登場をきっかけに末端の民衆にまで広まった。

第3回【進化】 11月26日(土)
『宇宙と時間』 資料PDF(約1.8MB)
 宇宙は不変なものではなく、ビッグバンによって始まり、現在まで変化を続けている。これを宇宙の進化史と呼び、人間もその中に位置づけられる。
『社会と時間』 資料PDF(183KB)
 進化論が日本社会に紹介され普及をはじめたのは明治時代である。それは当時のインテリ層の時間イメージに大きな影響をあたえた。

ポスターのPDFは→ここ←をクリック。