第26回時間学セミナー(第2研究グループ)

時間学研究所・第2研究グループ(リーダー:岩尾康宏・医学系研究科教授)は下記の要領でセミナーを開催いたします。皆さまのご来聴をお待ちしております。
ポスターPDF

「生物の発生と進化の時間学」
日時:2013年3月22日(金)13:00~15:00
場所:理学部14番講義室
演題:
(1) 「酵母ミトコンドリアの形態形成とアルデヒド脱水素酵素の発現」
◇ 井内 智美・宮川 勇 (理工学研究科 環境共生)
(2) 「摂食による概日時計位相調節に関わる因子の研究」
◇ 明石 真 (時間学研究所)
(3) 「ツメガエル幼生のシャドウレスポンスにおけるセメント腺の役割」
◇ 原田 由美子 (理工学研究科 環境共生)
(4) 「脊椎動物における発生開始機構の進化」
◇ 岩尾 康宏 (医学系研究科 応用分子生命科学)
概要:
生命現象は、体内時計のような繰り返す可逆的時間と発生や進化に代表される不可逆的時間の流れの中で展開しています。時間学研究所第2研究グループでは、生物にとって時間とは何かを分子的な基盤から解明し、その基礎的な理解の構築を目指しています。具体的には、生物個体の時間について、個体発生、生物時計、細胞機能をモデル生物で解析し、生命進化の観点からそれらを総合的に理解することを試みます。