第27回時間学セミナー「生物の発生と進化の時間学」

時間学研究所・第2研究グループ(リーダー:岩尾康宏・医学系研究科教授)は下記の要領でセミナーを開催いたします。皆さまのご来聴をお待ちしております。
ポスターPDF

日時:2013年12月20日(金) 15:00〜17:00
場所: 理学部第13番講義室

生命現象は、体内時計のような繰り返す可逆的時間と発生や進化に代表される不可逆的時間の流れの中で展開しています。時間学研究所の第2研究グループでは、生物において時間とは何かを分子的な基盤から解明し、その基礎的な理解の構築を目指しています。具体的には、生物個体の時間について、個体発生、生物時計、細胞・個体機能などをモデル生物で解析し、生命進化の観点からそれらを総合的に理解することを試みます。

「コンディショナルなRNAiシステムを用いたミトコンドリアのアデニル酸キナーゼAK2の生理機能研究」
医学系研究科 発生遺伝学研究室  青山 修平
「食事による末梢時計の調節機構」
時間学研究所 時間生物学研究室  佐藤 美穂
「運動野ニューロンにおけるAMPA受容体を介した運動学習のメカニズム」
医学系研究科 システム神経科学  木田 裕之
「哺乳類ではなぜ多倍体は生まれないのか?」
共同獣医学部 獣医発生学分野   加納 聖